「ヨガ」って聞いた時、どんなメージを持ちますか?
「私、固いから無理!」
「前に参加したけど寝そうになった!」
そんな反応を聞くと、反対に驚いてしまいます。
そして「ああ、本当にもったいない」って思います。
もちろん個人個人で合う合わないってあるとは思います。
でも、もしヨガを誤解したまま離れてしまう人がいるのであれば、
それは私達インストラクターの努力不足かもしれません。
ヨガって「心と体を一致させる」という意味なんです。
身体を動かすだけでも、瞑想するだけでもなく、
様々なヨガがあります。
そして、一般的に一番イメージが定着している
体を動かしてポーズ(アーサナ)をとっていくハタヨガは、
柔らかい人だけができるエクササイズではありません。
だって、自分の身体と向き合って、心と体を一致させることは、
誰にでもできることのはずだから。
私個人的には、アシュタンガヨガというヨガにはまっているのですが、
このアシュタンガヨガの創始者である
シュリ・K・パタビジョイス師 (1915-2009)のところには、
糖尿病や高血圧患者のみならず、
医師がさじを投げた難病患者(象皮病やハンセン病などを含む)
が数多く送り込まれてきていたそうです。
「ここでできる治療はもうない。
シュリ・K・パタビジョイスのところに行ってヨガをしてきなさい。」
医者たちはなぜかはわららないけれど、
そこに行ってヨガをすれば患者が治癒することを知っていたのです。
なぜヨガをすると病気が治癒したのでしょうか?
それは大半の病気が「心と体が一致していない」
ことによって起きているからではないかと思うのです。
それがヨガをすることによって、再びその統合が起きた。
✿✿✿
ほんの少しのコツ、ほんの少しの意識の向け方の変化で、
驚くほど体は変わってきます。
私の生徒さんで、出会ったときには既にヨガを始めて5年という方でも、
今まで知らなかったことを意識しただけで、
できなかったポーズが数回でできるようになられたことがありました。
これから少しずつ、ヨガをするときの意識の向け方のお話など
ここでも書いていきたいと思います。
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